愚痴を吐き出したいと思っても、聞いてくれる相手はそうそういないものです。
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愚痴を言う相手を間違えると、かえって嫌な思いをしてしまう場合があります。
どんな相手に愚痴を言ってはいけないでしょうか。
・愚痴を聞くのが嫌いな人
愚痴を聞くのが嫌いな人に愚痴を言っても、真剣に話しを聞いてくれません。
なぜならマイナスなことを聞くと、運が悪くなる、気持ちが下がる、悪い影響を受ける、などという考えがあるからです。
そのため、愚痴を言っている人に対し、「仕方ないよー」とか「でもそれくらいで済んでよかったね」などと軽く捉え、あまり深く聞かない傾向があります。
・状況がまったく違う人
子どもの悩みや愚痴を、子どもがいない人に言うなど、状況や生活環境がが異なる人に言うのはよくない場合があります。
子どもが欲しいのに恵まれない人にとっては、子どもがいること自体が幸せなことだと思っているので、愚痴が自慢話しにも聞こえるため、悲しませてしまいます。
彼女のいない人に彼女の愚痴を言う、親のいない人に親の愚痴を言う、病気で仕事に行けない人に仕事の愚痴を言うのも同様です。
・落ち込みやすい人
落ち込みやすい人に愚痴を聞いてもらうのは、あまりよくありません。
一緒になって悩んだり、不安にさせたりしてしまいます。
そして、落ち込みやすい人は、その後も思い出して気持ちが沈んでしまうことがあります。
相手のあとあとの影響を考えると、愚痴は言わない方がよいですね。
・干渉する人
干渉する人に愚痴を言ってしまうと、あれこれ詮索されるうえ、大げさに反応されて大変なことに~
ただ愚痴を聞いて欲しかっただけなのに、相手の反応や行動にかえって疲れてしまいます。
また的外れなアドバイスをしてくるので、余計にイライラすることもあります。
最悪な場合は、首を突っ込まれ、引っ掻き回されるなんてこともあるので注意が必要です。
・悩みのない人
悩みがない人に愚痴を言ってもなかなか気持ちを分かってもらえないことがあります。
また気の毒そうな目で見られることも・・・
そのため、愚痴を言うことで、自分自身がみじめに感じてしまい、余計に落ち込む~なんて不安があります。
愚痴を言ってはいけない相手は案外多いものです。
では愚痴はどんな相手に聞いてもらうのがよいでしょうか。
・愚痴を言い合える存在の人
愚痴を聞いてもらうには、相手も愚痴を言うタイプで、お互いに愚痴を言い合える関係が理想的です。
ただし、理想的な関係であってもいつでも愚痴を聞いてもらえるとは限りません。
自分の都合でいきなり愚痴を聞いてもらうのは、迷惑な場合があります。
あらかじめ、話しを聞いてもらえるか相手の都合確認しましょう。
・上手に愚痴を聞いてくれる人
愚痴を聞くのが上手な人とは、まず話しの内容を理解してくれる人です。
話しを理解してくれなければ、愚痴を言ってもスッキリすることはなく、「そうでなない、それを言いたいのではない」と、かえってモヤモヤしてしまいます。
そして話しを理解したうえで、共感してくれることが、もっとも気持ちが楽になります。
そこで初めて愚痴を吐き出す効果が得られるのです。
愚痴を上手に聞いてくれる人がいれば問題はないのですが、これがなかなか難しいのが現状です。
そんなときにはプロにお任せするのがおすすめです。
友だちや家族に愚痴を言って、相手に心配をかけたり、嫌な思いをさせたりしないために、専門の窓口を利用してみるのはいかがでしょうか。
ただ、専門の窓口でお金を払っても、思ったような対応をしてくれず失敗してしまうことがあります。
お金がもったいないだけでなく、気持ちも余計にモヤモヤして、更にストレスが溜まる・・・なんてことにもなりかねません。
それほど、愚痴を上手に聞くのは難しいことで、誰にでもできるものではありません。
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